知的財産権/知財-判例研究4(共有に係る場合の下請け実施)

特許・実用新案等の知的財産権(知的財産/知財)の検討。
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特許・実用新案の検討-グッドライフクラブ/知的財産権(知財)考察

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「知的財産権/知財-判例研究3(共有に係る場合の下請け実施)」

(内 容)
 AとBは共有で鋳造金型の特許権を所有していました。Aがこの鋳造金型を使用し、商品をつくりB社に納入していました。そしてB社がこの商品を販売していました。
 しかし、B社はC社に鋳造金型をかし商品を作らせ、B社に納入させ、B社はそれを販売しました。
 A社は、C社に対して共有特許権の侵害であると訴えました。
(判 決)
 特許が共有に係る場合、その共有者個々は、自由にその特許を使用し製造、販売が行えます。
 本件においては、100%下請けに製造を委託した場合に、共有特許権の侵害になるかどうかが争点となりました。
 判決では、C社はB社より鋳造金型を借り受け、しかも100%B社に商品を納入していることから、共有特許権の侵害にはならないとされました。
 現在では、下請け企業に委託する場合が多いので、あまり共有者の一人が実施できる範囲を狭めると支障がでる場合が多々あるようです。
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by goodlife_3 | 2004-09-28 19:25 | 基礎
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