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知的財産権/知財-明治の特許あれこれ(弁当箱)

 日本も世界各国に負けず明治時代から様々な特許が申請されています。

「洋書型弁当箱」第1286号 明治24年特許登録
 ご飯を保温する弁当箱は今も多くの人が持っています。この弁当箱は、ご飯を保温しておくのではなく、温める道具が付属しており、その場で温めることができるすぐれものです。筒に水を入れ火鉢等で温めると、一方から蒸気がでてご飯を温める仕組みになっています。

「折畳弁当箱」第4742号 明治34年特許登録
 これは、折りたためる携帯用弁当箱です。まあ、弁当箱は全て携帯用ですが、ちょうつがいで各部分をとめてコンパクトに折りたためるようにしています。全体を何かカバーで覆っていないと、おかずや汁がもれるのではないかと考えられます。

「湯通式弁当箱」第7121号 明治37年特許登録
 この特許も弁当のご飯を温めるものですが、ご飯に湯をかけて温めます。湯は、弁当箱にあけた穴から流れ出るようになっています。しかし、ご飯が湯でばちゃばちゃになるのではないかと考えます。

 今も昔も、温かいお弁当を食べたいという欲求には変りがないようです。また、コンパクト化という発想は昔からあるようで、日本人の発想の特徴であるのかもしれません。従って商品を購入する側も、コンパクト化という考えを無意識のうちに持って、購入しているのかもしれないと思ってしまいます。


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by goodlife_3 | 2004-10-30 19:08 | 四方山話

知的財産権/知財-特許元年の特許あれこれ

「納涼団扇車」第12号 明治18年8月26日特許登録
 4枚の団扇を回転する軸に取り付けて手動で回転させ、団扇で扇ぐというものです。あくまで団扇で扇ぐという発想で、風は今の扇風機のように前にいくものではありません。

「改良髪挟」第16号 明治18年8月26日特許登録
 これは、いまでいう髪用のピンセットか、かんざしではないかと思われます。

「紡績機」第19号 明治18年9月5日特許登録
 ここでは、明治の工業の象徴である紡績機が登場します。特許権者は、大阪府の玉置洋三氏です。


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by goodlife_3 | 2004-10-28 17:25 | 四方山話

知的財産権/知財-日本国特許第1号~3号

 栄光の日本国特許第1号は、東京府平民 堀田瑞松さんに与えられています。平民とあるところが何とも明治時代の初期を思わせます。

(特許第1号)
明治18年7月1日出願、明治18年8月14日 15年を期限として特許。
東京 堀田瑞松 「堀田錆止塗料及びその塗法」
 明細書には4種類の塗料の成分表が記載されています。全ての塗料に酢が入っています。この4種類の塗料を順番に塗っていくと、少なくと3年間は錆ないというものです。

(特許第2号)
明治18年7月1日出願、明治18年8月14日 15年を期限として特許。
埼玉 高林謙三 「生茶葉蒸器械」
 なんと、この高林謙三さんは、第2号~第4号までの特許権者なのです。しかも、全てお茶に関するものです。多分、お茶屋さんだったのでしょう。それにしても、もう少しのところで、特許第1号から第3までを独占することができたのに、何やらおしい気がしないでもありません。

(特許第3号)
明治18年7月1日出願、明治18年8月14日 15年を期限として特許。
埼玉 高林謙三 「焙茶器械」

 この当時の明細書の枚数は1枚から多くて3枚程度です。文字の行数も数行となっています。良き時代でありました。


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by goodlife_3 | 2004-10-26 19:58 | 四方山話

知的財産権/知財-日本の特許制度

 日本の特許制度の基礎は、フランスの特許制度を模範として作られた、明治18年に発布された専売特許条例です。
 何もかも手探り、というよりも外国から制度や技術をそのまま導入した時代でした。
 この専売特許条例を基礎として、明治32年に特許法が制定されました。
 明治18年の専売特許条例により第1号特許が登録されています。
 ちなみに、初代長官は、あの高橋是清です。発足当時は、あまり忙しくなかったようで、出願数も少なく今とは大違いの感があります。まあ、特許といっても、一般庶民にはなじみがなかったのかもしれません。


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by goodlife_3 | 2004-10-24 19:54 | 四方山話